私は大きな勘違いをしていました．iPod miniがＣＦカード型のハードディスクを使っていることは知っていました．しかし、普通のiPodは２．５インチだと思っていたのです．でも本当は１．８だったんですね．とんだ無駄足でした．
iPod Photoを買った時に、「一番安い４０ＧＢを買っておいて、後で１００ＧＢくらいに交換すればいいや」と思っていたのです．で、プリペイドカードを使って分解できるということは知っていましたから、やってみました．
iPodの横に無理矢理カードをつっこみます．情報によれば、カードを横にずらせばツメが外れるはずなのですが、ビクともしません．で、私はこの隙間にピッタリのものを思い出しました．
なんであたしゃこんなものまで持っているんでしょうか．知っている人は知っている、シックネスゲージです．タペット調整とかするやつですね．知らない人は調べてみてください．私は厚みと堅さから、０．３ｍｍがベストと判断し、iPodの隙間にねじ込んで、思いっきりこじり開けました．
結果オーライ．モールドに全く傷を付けることなく分解できました．
さらに、ハードディスクを外します．青い緩衝剤に包まれているのがハードディスクです．
スポンジを少しはがしたところ、メーカは東芝と判明．型名も確認できたので、この時点で、上位機種の１００ＧＢくらいのものを買えばいいと思っていました．
直後にスポンジが破れてハードディスクが落下．もうダメかと思いましたが...
無事復帰．
使ったプリペイドカードはボロボロになりますので、くれぐれも度数の残っているカードは使わないように．
全て組み立ててから気が付いたのですが、電卓で計算してみると、２．５インチは６３．５ｍｍ．で、iPod Photoをものさしで測ってみると、幅は６２ｍｍ．なんで？と思ったとたんに、頭の中に「１．８？」という言葉が浮かびました．１．８インチは約４６ｍｍ．「１．８だったんか?」
こうして、何に使うかはわからないけれど１００ＧＢもある「もの凄いiPod Photo」の夢はついえたのでした．
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