最近、迷惑メールが多いのです.

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最近、迷惑メールが多いのです.
1年くらい前には、こんなこと無かったのですが、ホームページのアクセス数が増えると共に、迷惑メールの数もどんどん増えていって、今では1日に20件くらいの迷惑メールが来ます.しかし、間抜けなことに、その8割くらいが、文字化けで全然読めないのです.本文も文字化け、タイトルも文字化け、何のことやらさっぱりわかりません.

Windowsユーザからは、たま〜に、文字化けメールが来ることがありますが、それでもタイトルくらいは見れたように記憶しています.本文もタイトルも文字化けしていたら、迷惑メールとしての機能も果たせていないのですから、本当に迷惑以外の何ものでもありません.

読めるメールのほとんどは、「アダルトサイト」や「出会い系」、「逆援助交際」への勧誘です.ときどき「おめでとうございます.**に当選しました.つきましては...」とか、「以前、友達の掲示板でぇ、お話をしたんですがぁ、忘れちゃいましたぁ?」というメールもあります.これらのメールは、私がホームページで公開しているメールアドレスに、機械的に送りつけているようで、同じメールが違うアドレスに同時に4通くらい来ることもあります.iPod shuffleケースの注文専用のメールアドレスに「おめでとうございます」とか入ってくるのですから、これも間抜けな話です.

ところで最近、新しい迷惑メールが出てきました.発信元が私なのです.私がでたらめなメールアドレスにメールを送ろうとして、不達となり、メールサーバから「不達メッセージ」が私のところに返ってくるのです.ただ、このアドレスも、受信専用にしか使えないように設定をしてあるアドレスなので、誰かがいたずらをしていることは明らかでした.誰かが私に「なりすまし」ているわけなんですが、どうやったらそんなことが出来るのか全然わかりません.そこで「.Mac サポート」に問い合わせてみたところ、以下のような回答が返ってきました.

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自分が出した覚えのないメールの返信が来る場合のほとんどはウイルスメールが原因と考えられます。
例えば、お客様ではない別の第三者のコンピュータがスパムメールを大量に発信するウイルスメールに感染し、その方のコンピュータにお客様のメールアドレ スが存在していた場合、送信元(From:)にお客様のメールアドレスを勝手に引用(詐称)し、スパムメールを大量に送信するとあたかも、お客様がメー ル送信しているように先方には思ってしまいます。
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なるほど.ウイルスっていうのは、なかなか巧妙なことをするんですね.そういうものを一生懸命に作るエネルギーを、世界平和のためとかに使ってくれればいいのにと思います.

ところが、数日前、今度は本当にウイルスらしきメールが送られてきました.送信元が「support@mac.com」です.文章は全部英語で、「あなたのホームページはAppleのサイトポリシーに反するため、アカウントを停止しました.詳細は添付ファイル参照」ということでした.そして、圧縮形式の添付ファイルが付いています.いや〜、ついに来るものが来てしまったか、と思いながら、また「.Mac サポート」のお世話になることにしました.そのままメールを「.Mac サポート」に転送して、内容を確認してもらったのです.その結果、添付ファイルはウイルスではなかったようなのですが、以下のような回答を得ました.

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お客様がUSのAppleに直接お問い合わせをなさっていない限り、こういった返信はされないと思われます。メールアドレスを勝手に引用(詐称) している可能性が高いと思われます。
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アメリカのAppleに、だれがメールなんぞ出すもんですか、まったく.

しかし、発信元の詐称というのは、そんなに簡単に出来るものなんですね.私はやりかた知りませんが.こうなってくると、差出人が自分の父親で、内容が「母危篤」だったとしても、信用してはいけないということですね.
なんかちょっと勉強になりました.