先日、「ヌートリアがいた」という話を書きましたが、今日は、同じ川にカメがいました．しかもたくさん．
今までも、１匹で水にプカーっと浮いていたりするのを見たことはあります．
川だからカメぐらいおるわい、と思っていたのですが、今朝は、ほぼ一カ所にたくさん、数えただけでも１０匹くらいはいました．
昨日までの大雨で、川は増水していて、ずっと岸が見えない状態だったのですが、今日は増水もおさまって、岸が見えていました．その岸に、体長が２〜３０cmくらいのカメが、かたまっていくつか．よく見ると、近くの水の中にもいくつか浮いています．彼らはみんな、上流のほうを見ていて、そのすぐ上流にあるのは高さが１mくらいの砂防用の段差．
鯉や鮎だったら越えられそうな段差ですが、カメにはちょっと無理です．
その場の状況では、彼らは上流に住んでいたカメなのだけれども、昨日までの増水で、下流まで流されてしまった．今日、水が引いたので、上流に帰ろうと、えっちらおっちら歩いてきたら、途中に段差があって、そこから上流には進めない．そこでみんなで途方に暮れている．そんなふうに見えました．
失礼ながら、カメさんには、そんなに知恵はないと思うのですが、実際のところ、あの集団は何だったんでしょうか．
帰りに見てみたら、カメさんは、みんないなくなっていました．
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