「世界中でビールを飲む!」

この2日ほど、カターイ感じの文章を書いてみました.
友達から、「おまえは会話調の文章が上手で良いな〜」と言われたのですが、何も努力して会話調にしているわけではなくって、かっちりした文章ができないから会話調になっているんです.
たまには、と思って、カターイ感じにしてみたのですが、気持ちまでカタークなって、頭までカタークなってダメですね.
客先のプレゼンから、社内の技術発表会まで会話調でやる人間ですからね、わたしゃ.

唐突に本題ですが、いうまでもなく私はビールが大好きです.
このたび縁あって「cataloger」というWebショップを見つけました.
なんだか怪しげで面白いグッズがいっぱいだったのですが、その中でも特に気に入ったのが、「世界中でビールを飲む!」Tシャツです.
日本語を含む16カ国語で「ビールをください」とプリントしてあるらしい.
1枚¥3570と、ちょっと高価ですが、思わず注文してしまいました.

そのシャツが今日届いたのです.
早速プリントされている内容を見たのですが、一番下が日本語.
「とりあえず、ビール」と書いてある.
ん?「ビールをください」ではないのか.
日本語のわからない外人さんがこのTシャツを着て居酒屋にでも行って、店員さんに「とりあえず、ビール」と書いてあるところを指さして見せたら、店員さんはどのビールを持ってくるんだろうか、と思ってしまった.

日本語の1行上は英語.
「Bud light ,Please.」と書いてある.
これも「ビールをください」ではない.
アメリカでは、どんな店でもバドワイザーライトを置いてあるんだろうか、とか思いながらざっと見てみると、先頭がドイツ語.
「Geben Sie Bier!」こいつは「ビールくれ〜!」って感じで、イメージ通り.
あとは何語かわからないようなものが多かったが、真ん中あたりにもう1つ英語が.
「Half pint of Guiness,please.」ギネスっていうくらいだから、これはイギリス英語なんだろう.
中国語は「請給我来一杯碑酒」、何となく意味はわかるような気がする.

もし本当に外国旅行に行く機会があったとして、このTシャツで本当にビールにありつけるのだろうか.
それとも、ただのジョークと割り切った方がいいのか….