今日は一日ゴロゴロしていました.
こういう時にはネタがないのです.
そこで、以前から取ってあったネタを少しずつ小出しにしていくことにします.
私の会社は工場です.
ですから、作業服と安全靴の着用が義務づけられています.
安全靴って、知らない方はご存じないと思いますが、革の短靴で、つま先に鉄板が入っていて、工具なんかを落下させた時でも足の指を骨折したりしないようにする、工場用の安全装備です.
あと、耐油性とか、踏み抜き性とかも強化されています.
そして、会社で装備として使うものですから、価格もそこそこ安い.
そうなってくると、履きやすさとか、通気性とかは、二の次になってしまいます.
おまけに、靴の手入れはせずに会社のロッカーに年中入れっぱなしで、ろくに乾燥も出来ない.
出社中は履きっぱなしですから、これを何年も続けると、水虫になる確率が非常に高いのです.
かくいう私も水虫になりました.
そこで、水虫薬の登場なんですが、これがなかなか思うようにいかないんですねぇ.
薬を塗ると、確かに症状はよくなっていきます.
2ヶ月くらいで直ったように見えるのですが、その後1ヶ月くらいは薬を塗るように、ということになっています.
でも、そのあと数ヶ月すると、また他の場所に、水虫がポツッと出来てくるんです.
そんなサイクルを何回もくり返しているうちに、「飲む水虫薬」というのがあることを知りました.
これは、ツメの内部など、外用薬では治療が困難な場合に使用されるらしいのです.
ただ、肝臓にかかる負担が大きいので、あまり普通の水虫では処方してくれません.
が、私はお医者さんに事情を説明して、「飲む水虫薬」を処方してくれるように強力に要請しました.
お医者さんは、処方をしてくれました.
さて、何ヶ月くらい飲めば効果があるのかな、と思っていたのですが、お医者さんの指示は以外にも簡単のものでした.
「今回2週間分薬を出しますので、2週間後に薬だけ取りに来てください.そのさらに2週間後に診察をしますが、その時には完治しているでしょう」ということでした.
「ほんまかいな」と思いながらも、薬を飲み続けて4週間、本当に完治してしまいました.
今まで数ヶ月×数サイクル=何年も続けてきた外用薬での治療は何だったのか….
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