タミフルってすごいですねぇ.

子供がインフルエンザにかかりました.
月曜日に鼻たらしだして、火曜日に熱が出て病院に行ったら、インフルエンザということで、タミフルを投与開始しました.
その日の晩に、最高で39℃くらいの熱が出ていたのですが、水曜日の晩にはケロッとして、いつものようにドタバタ走り回って遊んでいました.
インフルエンザも、なんだかえらく簡単に治ってしまう病気になったものです.

私が子供のころは、インフルエンザはとにかく体力と根性で勝負するしかない病気でした.
まずだいたい、インフルエンザか風邪かの区別が付かない.
熱が40℃越えてきたらインフルエンザかなぁ、くらいの判断でした.

熱が出ても最初の3日くらいは体力があるので、結構元気です.
そのうち元気がなくなるのは目に見えていますから、食欲があるうちに食べるもの食べてしっかり栄養取って、あとは寝るだけです.

4日目くらいになってくると、体力が無くなってきて、ヘロヘロになります.その頃が山場ですね.
布団蒸し作戦で、ドバッと汗をかいては着替えて、をくり返して、バファリンと根性で熱を下げます.
5日目くらいでやっと平熱ですか.でも、体力消耗していますから、「病み上がり」という言葉がピッタリ来るような状態でした.

昔は、「風邪と水虫とガンの特効薬を発明したら、ノーベル賞がもらえる」とか言っていましたが、少なくともインフルエンザは特効薬が出来ているわけです.
ただやっかいなのは、いくら良い薬を作っても、必ず耐性菌が出来てしまうことですよね.
ウイルスの方も、種の保存が出来るかどうかの瀬戸際に立たされるわけですから、突然変異で一発勝負をかけてきますからねぇ.

考えてみたら、他の種を滅ぼしてまで、自分たちだけが生き残ろうと努力しているのは、地球上では人間だけかもしれません.