なんかちょっとおかしい.

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IntelMacminiですが、Finderでディスクの中身をみていたら、アプリケーションフォルダに見慣れないものを見つけました.「Big Bang Board Games」というフォルダです.なんかのゲームみたいですね.中を見てみると、いくつかファイルがあったのですが、chessとかreversiとかあります.ほかにもあるのですが聞いたことも無いようなものばかりです.reversiというのはいわゆるオセロのことですから、これなら私にも出来るだろうと思って起動してみました.

やっぱりオセロです.オセロをするのは多分小学生以来のことだと思うのですが、コンピュータ相手に対戦してみました.結局私が勝ったのですが、対戦が終わって気がついてみると、なんかうるさい.「プィーン」と回転音がしている.ハードディスクでもない、DVDでもない.ひょっとして、と思って、すき間から指を突っ込んでファンを止めてみてわかりました.ファンの音です.

IntelMacminiを使っていて、ファンの回転が上がったことって、今までに無かったんですよね.確かにCPUのヒートシンクの裏に温度センサがついていたのですが、ファンの回転数はほぼ不変でした.オセロがよっぽどCPUに負荷をかけているのかと思って、アクティビティモニタを起動してみたのですが、CPUの負荷率は15%くらい.こんなんでそんなにファンの回転が上がるのかなぁ、と思いながら、オセロを終了するとファンの回転数はみるみる下がっていきました.やっぱりオセロの負荷で温度が上がっていたようです.

しかし負荷率15%でそんなに温度が上がってもらっちゃ困りますよね.ほかのアプリケーションではどうかと思って、iTunesを立ち上げてみました.曲を再生して、ビジュアライザをサイズ大で表示させます.その時の負荷率は90〜110%くらい(DualCoreなので、最大負荷率は200%です)でした.でも、ファンの回転数は一向に上がりません.
変だな〜と思って、こんどは「Mandelbrot on Cocoa」というのを起動しました.こいつは、計算中は負荷率がほぼ200%まで行くので、最大負荷をかけることが出来ます.でも、ファンの回転は上がりません.
もう1回オセロを起動してみると、ファンの回転は徐々に上がっていきます.でもその時の負荷率はやっぱり15%くらいです.

何かがおかしいです.温度制御の方法がおかしいのか、アクティビティモニタの負荷率の計測方法がおかしいのか、負荷率が低くてもCPUの温度が異常に上がってしまうハード構成なのか、誰かがどこかでおかしなことをしているはずです.
実際にヒートシンクに温度計をつけて測ってみないとわかりませんが、多分温度は上がっているのでしょう.でもなんでオセロだけ温度が上がるのか、よくわかりません.
レベルの低い話ですが、タイミングが悪くてバスが衝突しているときには、見た目で正常に動いていても、ICが異常加熱するときがありますが、IntelのCPUにIntelのチップセットですから、そういうお間抜けなことも無いでしょう.

でも、ファンがあれだけ回るからには、何かおかしなところがあるはずです.大きめのケースに入れたらファンレスに出来るかと思っていたのですが、ちょっと心配になってきました.