自転車を買いました．といっても、ママちゃりや、ケッタマシンとは違う、れっきとしたロードレーサです．
何で買ったかというと、ひとことで言えばダイエットのためですな．日常的に私が出来るスポーツは自転車競技しかありません．ジョギングなんかをしたら、100mくらい走ったところでひざを痛めてしますでしょう．ですから、自転車しかないのです．
また、他の競技と同じく、自転車のタイムアタックに終着点はありません．作られたレコードはすぐに塗り替えられてしまいます．もちろん私がそんなタイムに太刀打ちできるわけではないのですが、実は私の中には理想の私と現実の私がいて、つねに競走をするのです．理想を自分を現実の自分が追いかけているのです．
自転車で右にカーブを曲がる時、皆さん右のペダルを上に上げていますよね．で、コーナー抜けかけかの適当なところで左右ともにこぎ始めると．でも、競技のレベルでは、右足をどのタイミングで踏み込むか、その時のに車体にかかる遠心力をいかに大きくするか、また、こぎ出し瞬間に最適なトルクを発揮するように、コーナー前のブレーキング最中にギヤ比を決めておかなければなりません．人間の足は、つねに一定のトルクを発揮するわけではないですから、踏み込み前でスタンバイしている右足の位置も大切です．
集団競技になると、密集して走りますから．相手の前輪を自分の後輪ではじき飛ばしてからダッシュをかけるとか、肩（人間の肩ですよ）で相手を押しのけながら走るとか、サッカー選手じゃないですけど、フィジカルな面の強さも必要です．
で、私はそんな世界とはいっさい関係なく、絞るとビールが出てきそうな腹をなんとなするために、一念発起して、20年くらい会っていない名古屋の自転車屋さんにお願いして、1台チョイスしてもらいました．「FELT F5C CARBON」というもので、カーボンフレームだそうです．
カーボンといえば、私が自転車に乗っていた頃は、フレーム１っちょうで５０万とか１００万とかしていた記憶があります．
それから、私の乗っていたレーサーは重さが11kgくらいだったのです．当時は「グラム１万」といって、車体を100g軽くするのに大体１万円かかっていました．ところが今回買った自転車は確か8kg台で、とってもびっくりしました．
やはりどんな技術でも発展しないものないのですね．
あとは宝の持ち腐れにならないように、気合いを入れなければ!
（カーボンだから腐らないか）
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