ファンのコントロール.

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なんか私以前に、失敗したらこっぱずかしいので改造が完了するまでIntelMacminiのことは書きませんとか書いておきながら、毎日のように経過報告をしております.自分で考えてやっていることが面白いので、書かずにはいられないようです.

今日は昨日の続きです.4V以下では起動しないファンに対して、IntelMacminiのファンコントローラは初期値として約3Vを出力します.で、ファンが回らないと、ファン故障ということで、それっきりファンを回そうとすることをやめてしまいます.これではCPUがあっちっちになって大変なことになります.

ちょっと指で回してやると動くんですよね.でもMacの電源入れるたびにちょっと指で回してやるのはいかにもカッコ悪いし.
で、今日考えたのは以下のような方法です.

ファンコンの出力電圧が5Vより低い時にはハードディスクの電源の5Vをファンに供給.ファンコンの出力電圧が5Vを超えたら、ファンコンの電圧をファンに供給.そういう回路をダイオードロジックで組んでみました.

結果、見事に、電源投入と同時にファンが回転を始めました.ヒートシンクが熱くなるとファンの回転も上がっていきます.一見大成功のように見えていたのですが、奇妙なことに気がつきました.
ファンが最低速で回っている時、ファンにはハードディスクの電源から5Vが供給されて回っています.一方で、ファンコンの方は4Vくらいの電圧を出力しているのですが、このとき、4Vを出力しているのに、実際は5Vの回転数で回っていることが、ファンコンにばれているようなのです.

細かいこと気にするファンコンですねぇ.具体的には、10秒に1回くらい、カツンとファンから音が聞こえます.回転数が急激に変化しているんだと思います.
何をどう見ているのかはわかりませんが、ファンコンは、ファンの回転数が、自分の出力している電圧相当の回転数と違っていることに気がついていて、なんとか正常な状態に復帰しようとしているようです.余計なことするなぁ、もう.
このまま使うと、10秒に1回くらい、カツン、カツンという音のするMacができ上がってしまいます.これは格好悪いです.
物事思い通りには行きませんねぇ.明日はまた違った方法を考えてみたいと思います.でも回路が複雑になるのは避けたいしなぁ.作るの面倒くさいし、テストも大変だし.