自転車が来ました.

チャリが来ました、チャリが〜.チャリなんて言っちゃ失礼ですねぇ.「FELT F5C CARBON」というロードレーサです.
6月の27日に、以前ずーっとお世話になっていました名古屋の自転車屋さんにお願いしていたのもです.

ちなみに私は姫路に住んでいてなぜ姫路で自転車を買わないのか.それは、自転車屋が横柄だからです.
姫路に来て初めてのころ、私はまだ自転車に乗っていました.そのレーサのメンテナンスを頼もうと、姫路の中心街にある、とある有名で歴史のある自転車屋に行ったときのことです.「うちは自転車こうてもらったお客さんの相手だけで忙しくてしゃあないんで、アンタみたいな持ち込みのお客の相手はしてられません」ときっぱりと言われました.
他にも何軒か行ってみましたが、いい思いをした店はありませんでした.
私は姫路では自転車は買わんぞ、と心に決めたのでした.

ということで、わざわざ名古屋で組み立て、調整をしたものを、また半バラシにして、段ボールに詰めて、宅急便で送ってもらいました.
昔はネジ1本、ボールベアリング1個までバラして手入れをしていたことがあるので、半バラシの組み立てなどチョロいもんと思っていましたが、やはり時がたてば脳細胞は壊れてオシッコになって流れていってしまうのですねぇ.ちょっと苦労しました.基本的なことがわかっていない.クイックレリーズのレバーは右側?それとも左側?とか、ペダルで逆ネジを切ってあるのは、右側?左側?.
そうこうしているうちに組み上がり、テスト走行に、パソコンの館まで行ってきました.

乗ってみて、まず、こけそうになりました.ハンドルがフラフラです.高速での安定性を重視しているのだと思いますが、低速ではフラフラです.
次、尻が痛い、手が痛い.親指と人差し指のまたで、ハンドルをはさむようにつかむのですが、本来の鍛えられた体では、全身の筋力で、体重をシートと、指のまたと、ペダルに最適に配分するのですが、筋力が全然無いものですから、自分の体重を支えられずに、尻と、指またに体重が集中するのです.で、尻が痛い、手が痛い.

シート高を2〜3回調整して、さてベストポジション.いっちょう10数年ぶりの全力疾走と言うことで、岡田の陸橋(JR山陽本線の跨線橋)を渡ってみました.いや、いいですねぇ、やっぱりレーサは.筋力が無いなりに全力疾走が出来ますし、動きも軽い、踏み込みも軽い、ハンドルも軽い.路面の状態がじかに指と尻に伝わってくる感じです.

しかし、全力疾走したときの自転車の運動量は半端じゃないです.立っているだけで汗が噴き出しそうな今日、こんなことをすれば、全身汗でぐしょぐしょです.パンツどころがズボンまでもオシッコ漏らしみたいになります.これがまたいいんですよねぇ.この感覚です.高校時代は毎日こんなことやっていたんですから、体重が52kgしかなかったのもうなずけます.
体にたまった脂肪が全部汗になって出ていってくれればいいんだけどなぁ.