何というエントリーマシンだろうか.

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前ぶれもなくいきなり新しくなったiMacのことなんですけどね、64ビットのデュアルコアCPUなんか乗せちゃって、画面も最大で24インチ、1920×1200ピクセルということは、今までだと23インチシネマと同じ解像度ということとですよね.もうこれはエントリーマシンではないでしょう.

iMacは発売になったときには間違いなくエントリーマシンでした.一抱えほどの段ボール箱1個買ってくれば、必要なものは一通りそろっていました.当時のMacの売り方とは全然違っていた.確か価格は¥178,000であり、全てそろってこの値段というのは、当時は画期的なものでした.

新しいiMacのエントリーモデルは17インチで¥124,800から.最も高い24インチモデルなら、例えば私が買うのであれば、メモリを2GBにするBTOを選んで¥271,850.30万円出さずして、ほぼ目的を満足するパソコンを手に入れることが出来るのです.

要するに何が言いたいかといいますと、安くてビックリ!

その昔私はPowerMac8500というものを使っていました.確か価格は31万円くらいしたと思います.ディスプレイは別で、です.あの当時はとにかく高いMacが欲しかった.8500を買うときにも、本当に8500でいいのか、9500を買わなくてもいいのか、本当に悩んだものです.

ところが今のMacPro.これ全然欲しいと思いません.これっぽっちも欲しいと思いません.何ででしょうか.何ででしょうね.昔は若かったということもあるでしょう.とにかく速いマシンが欲しいと.今は年をくったということでしょうか.パソコン屋でMacPro見ても、こんなでかいもの、狭い部屋の中のどこに置けっちゅうねん、と思ってしまいます.

いっこ前のiMacは、画面のサイズが20インチまで(ちょっと小さい)ということで、欲しいと思いませんでした.でも、新しいiMacの24インチは強力に欲しいです.でかい液晶ディスプレイみたいなデザインが間抜けなのは相変わらずですが、それを何とも思わせないほど、24インチiMacは魅力的です.

しかしまぁ、買う金がどこにあるわけでもなく、買おうと思って貯金をはじめると、買えるほど貯まったころには新しいのが出るというそういうことになるんでしょうなぁ.
Appleはコンシューマー向けとか、エントリモデルとか、昔はマトリックスを作っていましたが、これからはどうするつもりなんでしょうねぇ.