せっかく「インテル入ってる」のMacminiなので、Windowsも動かしてみることにしました.方法は2つですね.BootCampかParallelsか.前回Macminiを使っていたときには、両方試してみました.ハードディスクに300GBの3.5インチディスクを使っていたので、容量にはほぼ制限がないと考えていいです.ですから、BootCampでも150GBずつにパーテーションを切ってWindowsをインストールしていたのですが、今回はMacminiの内蔵ハードディスクで、容量が80GBしかなく、しかもそのうち60GBくらいはすでに使用中であります.ですので、BootCampはちょっと無理かな、と判断しました(この判断は結局どっちでもよかったワケなんですけど).ということで、Parallelsをインストールすることにしました.
さて、以前Macminiで使っていたParallelsはベータ版、今回は製品版でちゃんとお金も払いました(でも、価格の安い英語版).おかげで使い勝手も向上しています.
まず、Windowsのインストールが、専用のインストールウィザードみたいなものになっていて、簡単にできるようになっています.でも、ベータ版でウィザードが無くても、インストール自体は何ら問題なく簡単にできたので、ちょっと余計なお世話かなと思います.
それから、MacOSとWindowsの間でコピーペーストができるようになっています.できるとできないじゃえらい違いです.
それから、両OS間で共有フォルダの設定ができるようになっています.これもできないと非常に使い勝手が悪くなってしまいます.ただ、初期状態ではフォルダが使えそうで使えない状態で、自分で改めてちゃんと設定をしてやらないとなりません.何で使えないのかしばらく悩んだのですが、ほとんどの人が使う機能ですから、インストール時に共有フォルダの指定ができるとありがたいです.
それから、マウスのウィンドウ間での通過が可能になりました.どういうことかというと、ParallelsのウインドウでWindowsを起動している状態で、MacOS領域では黒マウスなんですが、マウスを移動していってParallelsのWindows領域にはいると、白マウスに変わってWindowsのマウスとして働きます.そして、Windows領域から突き抜けると、また黒マウスに戻って、MacOSのマウスとして働きます.当たり前のことのようですが、確かベータ版では、いったんWindowsのマウスになると、Windowsのウインドに拘束されてしまって、Ctrl+Optキーか何かを押してやらないと、マウスがWindowsから解放されなかったので、これもとても使いづらかったのです.この点が改良されています.が、多分ここが問題の根幹ではないかと思うのですが、ここからが本題です.
ノートンアンチウイルスとか、ATOKとか、AppleKとか、必要なものはほぼインストールし終わって、何とかちゃんと使えるようになって、IEを立ち上げたのですが、ここで、私には絶対に必要なドライバをインストールしていないことに気がつきました.それは、私が愛用しているKENSINGTONのTurboMouse用のドライバであるMouseWorksです.ちゃんとWindows用のドライバもありまして、会社のWindows2000でもTurboMouseを愛用しています.これの右上クリックにShift+クリックか何かを割り付けると、IEでリンクをクリックしたときに「リンクを新しいウィンドウで開く」という動作になるのです.そうすると、リンクをさかのぼって戻ったりするときに「戻る」ボタンを押さなくても、Cmd+Wでウィンドを閉じていくだけで、元の画面に戻るので便利なのです.細かいことですが、使い慣れるとやめられません.
ということで、MouseWorksをダウンロードしてインストールしたのですが、これがいけない.再起動したあと、マウスがいっさい動かなくなってしまいました.カーソルが画面の真ん中で止まったまま.試しにApple純正のマウスを接続してみたりしたのですが、それでもダメ.セーフモードで起動しようとしたのですが、これもダメ.結局手詰まりで、最初っからWindowsのインストールのやり直しとなりました.
さて、何と何がバッティングしているのかと思って、こんどはWindowsインストール完了直後にMouseWorksをインストールしてみたのですが、それでもダメ.つまりMouseWorksは使えないという結論に至りました.さっきも書きましたが、多分、Parallelsがマウスのウィンドウ通過動作を可能にするために、マウスドライバをコントロールしているのではないかと思うのですが、それがMouseWorksと相性が悪いのでしょう.絶対に使えないのかどうかはわかりませんが、少なくとも私はダメでした.そしてまた、Windows本体をはじめ、全てのソフトのインストールし直しです.
ということですので、TurboMouse愛用者の方、Parallelsを使うときには、MouseWorksの動作テストはWindowsインストール直後にした方が良いと思います.でないと手戻りが多すぎます.
飛狼
えーと・・・
ParallelsはToolsをインストールすることで、マウスをMacOS XとWindowsとの間でシームレスに使えるようにしているのでMouseWorksに限らず3rdパーティ製のマウスドライバとは相性が悪いと言うか、インストールしてはいけないという物じゃないでしょうか?
會澤
Parallelsのディスクイメージをバックアップしておくだけでも再インストールの手間が少なくなりおすすめでございます。
私もWindowsを入れ、各種アップデート・必要アプリインストール後にディスクイメージをDVDーRにバックアップしましたが、そいつを書き戻したことすでに数回...便利というか何というか。
korukoru2
飛狼さま.
そーなんですか、サードパーティはダメなんですよねやっぱり.
そうだと思ったんですけど、気がつくのが遅かったです.
ありがとうございました.
會澤さま.
おっしゃるとおりですね.
一応完成した環境のコピーを取っておけば便利ですね.
そういう賢いことにね、なかなか気がつかないんです私は.
早速バックアップ取っておきます.
こちらもありがとうございました.