Appleの新しいCM「年賀状」.そこで、「MacならiPhotoで写真を使っていろいろ簡単に作れるんだ」と言っています.そろそろ年賀状を作らないといけないなぁ、と思っていたところだったので、このCMを見て、なぁんだ、iPhotoで簡単に作れるんだ、と納得してしまいました.
私はiPhotoは、撮った写真の管理にしか使っていません.といっても、撮った写真をどんどんためているだけで、アルバムを作って管理したりというようなことはぜんぜんしていません.まあiPhotoの機能のほとんどを使っていないわけです.でも、簡単に年賀状が作れるならば、今年はそれで行ってみようと、さっそくiPhotoを起動してみました.
確かに下の方に「スライドショー」とか「カード」とか「カレンダー」とか並んでいますね.多分「カード」だろうなと思ってクリックしてみました.確かに「カード」の作成画面に変わります.でもこれって、外人が送ってくる、いわゆる「グリーティングカード」であって、年賀状とはちょっと違うなぁ、と思って、いろいろいじくってみました.
いじくってみたんですが、どうもいけません.思ったようなものにすることが出来ません.「簡単に作れる」と言っているので、本当に簡単に作れると思っていたのですが、思うようにいきません.奮闘すること約10分.私はiPhotoで年賀状を作ることをあきらめました.「簡単」の基準はせいぜい10分くらいのものでしょう.10分いじくって、取っ掛かりも引っ掛かりもないようであれば、簡単とは言わんでしょうね.私の結論は、「iPhotoでは簡単に年賀状は作れません」ということになりました.
さて、では今年の年賀状はなにで作ったのか.例年ですと、だいたいのデザインを決めてから、イラストレータで文字の部分を作って、その後でフォトショップで子供の写真を何枚か入れるという感じなのですが、今年はなんだか良いデザインというか、アイデアが浮かびません.そこで、Macminiに付録で付いてきた「Comic Life」というソフトを使いました.このソフト、名前の通り、いわゆるマンガのコマ割をしてくれるもので、その各コマに画像をドロップすることが出来ます.あと、吹き出しを付けてセリフを入れることも出来ます.このソフトで、子供の海水浴や運動会の写真を並べて、各場面の簡単な説明をセリフとして入れて、今年の年賀状としました.
さあ実際に印刷、と思ったのですが、やはり用紙設定をしてもハガキの真ん中ぴったりに印刷することは難しいようで、結局PDFで出力したものをフォトショップで読み込んで、位置の微調整をして、年賀状完成となりました.
ところで、iPhotoには「カレンダー」を作る機能もあります.これを試してみたのですが、これは本当に「簡単」に来年のカレンダーを作ることが出来ました.どんなものが出来上がってくるのかちょっと心配ですが、とりあえず2部作成依頼をしました.年内に到着するようであれば、実家に持って帰って、使ってもらおうと思っています.
コメント