ダイエットの不思議.

私は今ダイエットをしています.といっても大したことをしているわけではなくって、いつもと同じ、量るだけダイエットと、禁ビールダイエットです.50gまで量れる体重計に朝晩のって、体重をグラフ化して記録していく.そして、ビール禁止.といってもあまり厳しい節制をすると、計画が破綻しやすいですから、とりあえずは自宅でのビール禁止.外で飲むのはOKということにしています(でもダイエットを始めてから外で飲んだことはまだ無いですけど).

さて、ダイエットを始めたのはこの正月明けから.一時期88Kgあった体重を、禁ビールダイエットで73Kgまで落として、まあいい調子だなと思って油断して、ちょろっとずつビールを飲み始めて、ぼちぼち、だんだん、どんどん飲むようになって、気がついたらまた80Kgオーバー.そこで、この正月明けからダイエットを開始したわけです.

で、現在の成績.82.3Kgあった体重が78.45Kgまで落ちました.その差3.85Kg.右肩下がりで漸減しているかと言えばそんなことはなくって、体重上昇に転じた局面も2回ほどありました.トータルで3.85Kg減です.特にこの3日間の下がり方がすごいです.80.95Kgあったものが3日で78.45Kgになりました.その差2.5Kg.1日あたり833g減っていることになります.ちょっとすごいですね.あまり急に体重が減ると、どっか具合が悪いんではないかとか思ったりもしますが、体調はしごく快調です.

ところで、ダイエットを始めたのは正月明けからですが、体重の測定はずーっと続けていまして、現在で560日くらい続けています.その日食べたものとか、体の具合とかもあわせて記録していますので、それを見るとちょっと面白いことがわかります.

1.お通じのあった日は体重が減りにくい.
2.おならのよく出る日は体重が減りやすい.

何とも非科学的な経験則ですが、実際そうなんですから不思議です.そして、私が一番気になっているのは朝晩の体重差です.一般に人間は、晩ご飯の直後が一番体重が重く、朝起きてトイレに行った直後が一番体重が軽いとされています.その2つのタイミングで体重を量って記録するのですが、体重が減少傾向にあるときには、前の晩体重を量って、次の朝量ると、1.2Kgくらい軽くなっているのです.1.2Kgってすごいですよね.ただ寝ているだけでそれだけ減るんですから.

昔ポカリスエットのコマーシャルで、人間は一晩でコップ1杯分の汗をかく、とかいうのがありました.ですからまず汗で約200cc.朝のオシッコ、あまり出ませんが、まあ大目に見て200cc.でもまだ800g、800cc分の水分がどこからか出ていることになります.いったいどこから出ているのか.私が考えるに、呼吸ではないかと.
人間の肺は、細かく入り組んだ構造になっていて、その表面積は畳10畳分ほどあるとかいうことを何かで読んだ記憶があります.確かに10畳ほどの広さの場所に、800ccまんべんなく広げれば、1晩で蒸発しても不思議はありません.

ということで、私のダイエットのポイントは、夜寝ている間の過ごし方ではないかと思います.なるべく室温は低くして、その分布団は暖かめで、室温と体温との差を大きく取って水分が蒸発しやすいように.そして、昼間は、せっかく夜の間に減った体重がまた元に戻らないように、食べるものに注意して、コーヒーやジュースをがぶ飲みすることも控えて.あ、でも水分不足は体に悪いようですから、水筒など持参して、適当に麦茶などを飲んだりして.このペースでどこまで下げられるのか、楽しみです.