今日もキャンプの時の話です.私はこのたびのキャンプで、必要な物を買いに行くのが面倒で面倒で、結局全部ネット通販でそろえました.バーベキュー使う炭は特にこだわりもなく、いつもは近所のホームセンターで売っている6kgで¥980くらいの物を買っていました.今年は、ネットの炭屋さんで、6kgで¥2600の炭を購入しました.価格の倍率で見ると2倍以上高価なのですが、もともとがたいした値段じゃないので、特に高級品というわけでもありません.備長炭は着火やら炭の扱いが面倒そうだったので、「土佐黒炭」というモノを購入しました.
ホームセンターの炭は、直径が20cmくらいの木を薪のようにくさび形に割ったものを炭にしています.長さは15cmくらいあります.たたくと「ゴンゴン」と低い音がします.今回使った土佐黒炭は直径が5cmくらいのものや、10cmくらいのものを半分に割ったのがほとんどです.炭の長さは7〜8cmくらいで、たたくと「カンカン」と乾いた軽い音がします.6kgのわりにけっこうなボリュームだったので、本当に軽いのかもしれません.
さて、バーベキューの時の着火ですが、ホームセンターの炭は、まず着火剤(おがくずを固めたものに油を染み込ませてあります)を井げたに組んで、そのまわりに炭が寄りかかるように並べます.着火剤に火を付けて、炭に火が移るのを待ちます.炭に火が付いたら、それを裏返して新しく炭を追加して、そちらにも火が移るようにします.で、これらの炭の火力が安定してバーベキューが出来るようになるまで、大体30分くらいかかります.
一方、土佐黒炭ですが、着火剤を井げたに組むのは同じです.そのまわりに炭を並べるのですが、ホームセンターのに比べて炭が小さいので、たいした量を並べることが出来ません.着火剤に点火をすると、ものの数分で炭が白くなって火が移ります.火が移った炭を平らに並べ替えるのですが、火力がけっこうすごいです.ホームセンターのに比べて明らかに火力が強いです.ということで、炭を追加することもなく、約10分くらいでバーベキュー可能となりました.
火が付きやすくて火力の強い炭は、一般的には燃え尽きるのも早いので、バーベキューの途中で炭の追加をしなければならないことが多いです.でも今回の土佐黒炭は火持ちもとてもよかったです.バーベキューが終わって、広場で花火をして帰ってきたあとでも、まだ赤々と燃えていました.多分4時間くらいは使えるんではないかと思います.
いいこと尽くめの土佐黒炭だったのですが、ちょっと問題もあります.少量でも火力が強いので、今回もバーベキューに使った炭の量は多分500gいってないと思います.300gくらいか.そうなると、今回購入した6kg使い切るのにいったい何年かかるのやら.途中で湿気てしまったらもったいないので、炭をコンテナボックスに入れてフタをした上から、ゴミ袋をかぶせてガムテープで密封して物置に入れてあります.使い切るのが早いか、湿気てしまうのが早いか.これから友達なんかとバーベキューをするときには、「うちの炭を使うてくれ」とお願いしようと思います.
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