いや〜、帰ってきましたよ.

今年も、姫路→富山→名古屋→姫路と、実家めぐりをしてきました.人混みと渋滞が大っ嫌いな私は、渋滞を避けることを最優先にしたスケジュールでまわったのですが、やっぱり日本全国盆休みですから、どうしても避けきれずにちょっとした渋滞にはひっかかってしまいます.まあしょうがないです.

出発当日、朝から私はイライラしていました.朝起きてネットで交通情報を見てみると、京都あたりで名神高速の下り線が事故で通行止めになっているのです.そしてこういうときに起こるしょーもない現象が、反対車線の「事故見渋滞」.「お、反対車線で事故ってるよ.激しく壊れているなぁ.7台もぶつかったんか」とか言いながら、事故の様子をよく見ようと、何気なくブレーキを踏んでしまうのです.1台がブレーキを踏めば、後続車はブレーキを踏まざるを得ませんので、そんなことの影響でけっこう大規模な渋滞になってしまいます.実際、交通情報では、上り線も事故現場を先頭に渋滞の表示が出ていました.車線規制もかかっていたようなので、かなりの渋滞だと思います.

こういうときに悩むんですが、うちから京都まで走るのに、約2時間くらいかかります.それまでに事故処理が終わって、渋滞が解消されているのかどうか.渋滞が解消されるのであれば、普通に名神→北陸道と行けばいいのですが、京都付近まで行ってもまだ事故処理が終わっていない場合には、大きな渋滞に巻き込まれることになります.迷ったのですが、今回は舞鶴経由で行くことにしました.姫路から、山陽道→中国道→舞鶴道→国道→敦賀から北陸道です.結局、休憩も含めて約500kmを6時間半で走りましたので、けっこういいペースですね.富山に着いてからニュースを見てみたら、名神の事故処理はかなり時間がかかっていたみたいなので、舞鶴経由で正解だったと思います.

さて、富山にいるあいだ、テレビで「記録的な猛暑」のニュースが連日流れていました.富山から名古屋に移動するとき(この日は多治見で日本記録を更新した日なのですが)、車のスピードメータの下に表示されている「平均燃費計」を「車外温度計」に切り換えてから出発しました.走り出してすぐは34℃くらいの表示だったので、言うほど暑くないのかなぁ、と思っていたのですが、福井県あたりで温度がどんどん上がっていって、最高で44℃になりました.途中、サービスエリアで休憩をしたのですが、その時の表示は40℃.車から降りると、肌が痛い.まず空気が暑いし、日光は直撃するし、照り返しで下からも暑いし、上も下も前も後も右も左も全部が暑かったです.こりゃたまらんと、ジュースだけ買って、車の中で休憩しました.

しばらく走ると、気温はいったんは下がっていたのですが、名古屋が近づくにつれて上昇を始め、到着したときには表示は39℃.ほんまかいや、と思いつつテレビのニュースを見たのですが、本当に39℃だったようです.私は名古屋で生まれ育ちましたが、子供のころはせいぜい35℃くらいが上限だったように思うのですが、昔も39℃なんてあったんでしょうか.

姫路に帰ってきて車から降りると、「いや〜、やっぱり姫路は涼しいわ」と思いました.風も吹いていたし、日陰ではけっこう涼しく感じます.1週間以上、窓とカーテンを閉め切っていた我が家の室温がどれだけ上がっているのか楽しみだったのですが、35℃でした.外気温も35℃.閉め切っていても直射日光が当たらないと、たいして室温って上がらないんですね.

今も室温は34℃あるのですが、窓から風が入ってくるので涼しいです.ということで、今夜も扇風機なしで寝られそうです.