その数字の出どころは、ナニ?.

私が子供のころは無かったと思うんですけど、うちの子(小学校2年)には、何ていうんですか、進研ゼミとか、英語の教材とか、そういうものの勧誘の手紙がよく来ます.本当に頻繁に来ます.今日も来ていました.会社から帰ってきて、1階の郵便受けを見ると、勧誘の手紙が.「チャレンジ2年生」でした.子供の住所氏名から年齢(何年生か)、保護者の名前まで、どこで調べるんでしょうかね.

封筒を開けずに捨ててしまう人対策なのか、裏を返して見ると、ビニールの封筒なので、中身が見えます.そこに、こんな一文がでっかく太字で書いてありました.

あなたのまわりでも、たくさんのお友達が「チャレンジ2年生」で勉強をしています.あなたの通っている「凸凹小学校」では、234人のお友達が、「チャレンジ2年生」で2学期に勉強をした筆算やかけ算の復習をしています.2学期の復習教材の申し込みは、今が最後のチャンスです...

まるで怪しげな商品の勧誘みたいです.「みんな買っているんですよ.これが最後のチャンスです.乗り遅れないでください」みたいな.エレベータの中でこれを読んで、「進研ゼミも生徒集めに必死だなぁ」と思うと同時に、「小学校2年生で234人って、結構みんな進研ゼミをやってるんだなぁ」と思いました.

エレベータから降りて廊下を歩いていて、「あれっ」と思いました.たしかうちの小学校は35人学級で5クラスだから、234人ってすごくパーセンテージが高くないか?.うちに入って、自分の部屋でさっそく電卓をたたきました(大学で電卓使用可になって以来、かけ算なんて自分でやったこと無いんです).35×5=175人です2年生は175人しかいないのに、なんで234人のお友達が「チャレンジ2年生」で2学期の復習をするんでしょうか.何かの間違い?.ただのはったり?.何でしょうか.

うちの子に「2年生って全部で何人くらいいるの?」と聞くと、しばらく考えて「う〜ん、全部で170人くらい」という答えでした.やっぱりおかしい.

この数字はどこから出たんでしょうか.何の根拠があるのか、進研ゼミに問い合わせてみようかな.