名古屋のAppleStore(リアルストア)に行ってきました.MightyMouseの調子が悪くなったのですが、名古屋の実家に帰るついでに、AppleStoreにでも行ってみようかと思って、実際行ってみました.マウスの何がおかしくなったのかというと、マウスカーソルがビクとも動かなくなったのです.レーザーセンサーから出ていた赤い光も消えています.ほかのワイヤードマウスでカーソルを動かしてみると、所定の場所でクリックやスクロールといった操作はできています.「システム環境設定」でも、MightyMouseはちゃんとつながっている事になっています.でも、マウスカーソルだけはビクとも動きません.そういう状態で、AppleStoreに行ってみました.どういう事になるのか楽しみでした.
場所は松坂屋本店の裏.昔「アサヒドーカメラ」があったあたりではないかと思いますが、すっかり様子が変わっています.表から見るとガラス張りで、中には今まで見た事がないくらい大量のiMacが展示してあります.中央の階段の上に「Genius Bar」が見えましたので、そこに直行しました.年末にもかかわらずお客さんはほとんどおらず、すぐに相手をしてもらえました.
「どうされましたか?」
「このマウスがちょっと調子が悪いのですが.」
「どういうふうにですか?」
「マウスカーソルが固まってしまって全然動きません」
「ちょっと失礼します」
さっそく手元に並んでいるMacBookProにマウスを接続しようとしています.手つきも手順も的確で、さすがに専門店だと感じました.
「たしかにおっしゃる通り、カーソルが動きませんね.クリックやスクロールはできます」
「そうですよね」
「これは製品の故障です.製品はどこで購入されましたか?」
「AppleStoreです.あ、ネットの」
「そのときの記録のようなものはありますか?」
「発送案内のメールを印刷したものを持ってきました」
「ちょっと確認をしています」
その紙を見ながら、またMacBookProを操作しています.
「12月に購入いただいたものですね」
「そこらあたりですね」
「当然保証期間に入りますので、製品の交換をさせていただきます」
「そうですか、ありがとうございます」
「ただ、こちらにはいま在庫がないのです」
「は?」
「本来は、マウスなど本体以外の付属品は、こちらのGenius BarではなくAppleCareサービス&サポートラインをご使用いただく事になります」
「はぁ?それってどういう手続きをすればいいんですか?」
「フリーダイアルでご連絡いただいたうえで、マウスを返送していただきます」
「で、新しいマウスを送り返してもらえるんですね」
「そうです」
「わかりました、じゃ、そのようにやってみます」
「よろしくお願いします」
ということで、正規販売店で在庫が無いってどういうこっちゃねん、と思いながらも、せっかく来たんだし店内でも見て回る事にします.
様々なMac対応オプションなどが並んでいます.リアルでこれだけの品揃えは大したものだとは思います.が、きょうびはネットで何でも検索して買えますからね.実際店内にあったものもほとんどネットで見た事があるものばかりです.ただ、こいつはいいな、と思ったのは、大量のiPod用のケースが棚の上に山盛りに置いてあるのです.自分のiPodにケースをはめてみて具合を見る事ができます.こういうことは他の店ではできませんね.
ぐるぐるいろいろ見て回っているうちに、棚にMightyMouseが山積みになっているのを見つけました.在庫あるじゃん、と思い、それを1つ持ってさっきのGenius Barに行きます.
「すいません、さっき在庫が無いって聞いたんですが、これ在庫あるんですけど」
「あ、それは販売用の在庫でして、修理交換用の在庫は、また別管理なんです」
「でも、同じ製品ですよね」
「いや、他のお店で買われた方もいらっしゃいますので・・・」
「でも、私はAppleStoreで買ったんですけど」
「ですが・・・」
「だめなんですね?」
「はい」
「その規則は納得できませんけど、あなたに抗議しても製品は交換してもらえないんですよね」
「すみませんが・・・」
「わかりました」
で、結局MightyMouseを棚に戻して帰ってきました.納得いきませんけど、正規店である以上、規則も厳格でしょうから、ゴネても杓子定規な対応しかされないでしょうし、あのお兄ちゃんもそれを超えられるだけの裁量は与えられていないでしょう.
ちゅうことで、MightyMouseについては、姫路に帰ってからあらためて「AppleCareサービス&サポートライン」に頼むしかなさそうです.結局リアルのAppleStoreって、私にとってはあんまり役に立たなさそうだという事がわかりました.
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