會澤さんちの「干しカブ」

ご本人のご了解を得ましたので、思いっきり本名で出させてもらいますが、私が毎日チェックしているblogの1つに會澤さんのblog「(^^)v3」があります.ある日そこにこんなエントリがありました.

(^^)v3: 干し大根 欲しい人手を挙げて!

まあ、内容は見ていただければそのままですけど、會澤さんのお宅では切り干し大根を作っているらしい.ところが沢山できすぎてしまったらしい.で、欲しい人いたら手を挙げて、ということで、私さっそく手を挙げさせていただきました.なんてったって手作りの切り干し大根ですからね、町じゃなかなか見かけませんよ.競争率けっこう高いかと思っていたのですが、けっきょく手を挙げたのは私だけだったようです(私は自分のことをちょっとだけ変わり者と思っているのですが、今回の件で全国的に見ても変わり者なのかと、少し考えさせられました).


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数日後に届いたのがこの切り干し大根です.會澤さんの家の方では「干しカブ」というそうです.カブじゃなくて大根なんですけどね.ちょうど夕食を食べ終えたタイミングで届きました.届いたブツに私は興味津々.嫁さんも子供も何が届いたのかと興味津々.とりあえずビニール袋をあけて、臭いをかいでみると、ん?、コメ、の臭い?.これ本当に大根かなぁ、というような思いもかけない香りがします.出来たてはそのまま食べられるということでしたので、恐る恐るちょっとだけつまんで口に放り込みます.食感は、確かに大根を干したもの、そのものですが、味がしない、と思ったのは一瞬で、ふわっと甘い味が広がります.ものが干し大根なだけに何回も奥歯でかむことになるのですが、かめばかむほど甘い味が強くなっていきます.不思議な感覚です.今まで体験したことのない食べ物です.本当に甘い.砂糖のような甘さではなく、もっと優しい甘さです.

しばらく咀嚼したあと、私が「あま?い」と言うと、嫁さんも子供も干し大根をちぎって口に入れ、一斉に「あま?い」.ホントにね、そのままで酒のアテに出来るくらい味が濃いのです.不思議な体験です.ただ、干したままのものはさすがに消化が悪いので、そのままモリモリ食べるわけにはいかないそうです.

さて、會澤さんのエントリでは、「干し大根をどういう風にして食べたかblogにのせて欲しい」とありましたので、これから何回か、干し大根のその後をご報告させていただきたいと思います.とりあえず今回は一番シンプルな「生食」の様子を報告させていただきました.みなさんも機会があれば、干し大根をそのまま食べてみると、意外と美味しいかもしれませんよ.