え〜、昨日書いたことをいくつか訂正と、新しい発見を.まず、私の部屋にあるAirMacExpressをWDSリレーモードにしたら転送できるようになったという件について、ウソです.間違ってました.よく見たら、AirMacExpressのLEDがオレンジ色の点滅状態でした.設定のアップロードをして自動リセット後、AirTunesが機能していたので、正常動作だとばっかり思っていましたが、ちゃんと動いていなかったようです.じゃあ何で転送できるようになったのかというと、AirMacベースステーションに対するカメラの向きが非常に大事なようです.つまり、アンテナに対するEye-Fiカードの向きですね.アンテナ方向に対してEye-Fiカードが並行になるようにすると、ものすごいスピードで転送します.Eye-Fiカードを垂直にすると、ほとんど転送できないか、転送が途中で止まってしまいます(途中で止まった場合は、次回転送時にちゃんと途中から転送されるようになっています).AirMacExpressを元通りWDSリモートモードに変更しても、転送の様子には変化がありませんでした(カメラの向きが重要ということです).
さらに、Eye-FiがFZ20で使用不可ということですが、これもウソです.間違いです.上記の通り、カメラの向きを微妙に調節してやると転送は可能ですが、ちょっと面白いことに気がつきました.夜も更けて、あたりが静かになっていたから気がついたのですが、画像を転送する際に、カメラから「ガサガサガサ」というような音がします.あれ、っと思ってカメラに耳を付けてみると、常時「ブィーン」というような音がしています.当然ピントを合わせるときにはレンズの駆動音、シャッターを切ったときにも機械音がするのですが、それとは関係なしに何かが回転しているよな、冷却ファンが回っているような音がします.カメラから音がするなんて初めて気がつきました.
カメラに耳を付けた状態で写真を撮ったり、モードを切り換えたりしてみると、画像の再生モードの時のみ、「ブィーン」という音がパタッと無くなります.再生時だけ無くなるということは、撮影時の手ぶれ補正の機構が動作している音かと思って、手ぶれ補正をOFFにしてみたのですが、音はやみません.けっきょくそれが何の音だかはわからず.
さらに、カメラに耳を付けたまま写真を撮ると、Eye-Fiが画像を転送する際にひときわ大きな「ガサガサガサ」というような音がします.Macの画面に表示されるサムネイルのプログレスバーを見てみると、バーの進み方と「ガサガサガサ」の音がシンクロしています.転送が進むときに音が大きくなります.転送が止まると音は小さくなります.ってことは電波を出すときに音が大きくなる、ってことは電力を食うときに音が大きくなる、ってことはカメラの中の電源系の部品が共振してるのかな?.だとしたら、カメラに電気的、機械的なストレスをかけていることになりますので、ちょっと危険です.ベースステーションの近くであればFZ20でEye-Fiを使うことは可能ではありますが、控えた方が身のためかもしれません.
ということで、Eye-Fiはベースステーションからの距離と、アンテナの方向に大きく影響を受けるようです.やっぱりSDカード内のアンテナじゃ、十分電波を出せんのでしょうね.FZ20からの機械音については不明ですが、カメラの寿命と関係があるような気がしてちょっと不安です.ちなみにOptio W10のほうは、まったくと言っていいほど無音でした.
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