私はSafariのホームページをYahoo!オークションのウオッチリストのページにしています．今日Safariを立ち上げたら、入札している人のIDがやたらと「*****」とか付いているし、入札している人の過去の履歴とか見られなくなってるし、なにかのトラブルかと思ったのですが、オークションのトップページにチョッロッとリンクがありました．今日から実施のようです．
これどうなんでしょうかねぇ．私は基本的には自分の身は自分で守るものと思っています．特にネットの世界では．だます方も悪いけど、だまされる方にも非はあると思うんですよね．自分にまったく落ち度がないのにだまされてしまったら、もうどうしようもありませんが、オークションの次点で取引しませんかなんていうメールが来たら、おかしいと考えるのが当然と思うんですけどねぇ．まあ、それだけ次点詐欺が多くて、yahooも対策に悩まされていたということでしょうか．
今回の件で次点詐欺の対策にはなると思いますけど、不都合もありますよね．入札している人の過去の履歴が見られない．例えば中古のMacばっかり1000件くらい落札している人であれば、こいつはプロだと察して、勝負をかけないとか、そういう推測が出来なくなってしまいます．とりあえず入札をしても、自分と最高入札者の情報しかわからないようです．いろんな意見の方がいらっしゃると思いますが、私は今回の対策はやめて欲しいですね．「取引連絡」以外のメールを無視すればいいだけのことですから．
でも出品者は全ての入札者のIDが見られるのであれば、例えば出品者が2つのIDを持っていて、１つのIDで出品をして、もう１つのIDで入札をして、自分自身で最高落札価格をつり上げておいて、オークション終了後に次点の人にメールを送って次点詐欺をすることは出来るんじゃないかなぁ．そういうときにはどういう対応になるんだろうか．出品者の評価が悪くなるとか？．でも、自分のIDでもう１つの自分のIDを「非常に良い」と評価すればいいんですよね．そういうことは出来んようになっているんだろうか．そもそも１人で２つのIDを持つことは可能なんだろうか．なんだか良くわかりませんが、悪いことを考える人って本当に賢いですから、そのうち新手のオークション詐欺が生まれるとは思います（その能力を正しい方向に活かせば、よっぽど大成すると思うくらい賢いですからねぇ）．
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