今日で8月も終わりですねぇ.だいぶんと涼しくなってきました.このまま大きな台風なんかもなく、穏やかに秋になってくれるといいですねぇ.
さて、私のうちでは、当初から、ベッドではなく、布団を敷いて寝ていました.そのため、ゆいいつ押し入れのある部屋である和室6畳間が寝室になっておりました.上の子が生まれても布団の横に子供布団を敷いて、並んで寝ていました.下の子が生まれたときには、チビッコが二人となり、どこに脱走するかわからず、上の子が下の子に危害を加える可能性もあり、ベビーベッドをレンタルで借りました.それも布団の横に置いて、けっきょく家族で並んで寝ていました.何気なくそのままずーっと過ごしてきて、子供たちが大きくなるのに合わせて、子供用の布団を買ったくらいで、寝ている場所は、その各人のポジションを含めてほぼ不変だったのですが、今年の夏頃から様子が変わってきました.
明け方目が覚めてトイレに行くと、寝ているはずの嫁さんがいない.こんな朝っぱらからパソコンかいと思って部屋をのぞいてもいない.探してみると、リビングの扇風機の前のソファーで寝ている.特別今日だけ暑かったわけでもないのにと思いながらも、私はそのまま寝なおしました.また別の日、明け方起きると、子供も嫁さんもいない.朝早くから、どこにお出かけ?と思ってみると、リビングのラグの上でごろ寝をしている.そんなに暑いかなぁ、と思いながら、嫁さんを起こして何でそんなとこで寝てるのか聞いてみると、「アンタのイビキがうるさいから」だそうです.
たしかに私のオヤジのイビキはすごかった.リビングをはさんだ2部屋離れた場所でもイビキがうるさくて寝れないくらいうるさい.お袋はよくそんなオヤジの横で寝られるなぁと思って聞いてみると、「慣れれば寝られる」んだそうです.そんなモンかなぁと思ったことがある.しかし自分はあんなにうるさいイビキをかかない体質で良かったと思っていたら、そうでもないらしい.自分が気がついていなかっただけで、年とともにイビキがうるさくなってきているようです.
そうはいっても、何年も一緒の部屋で寝てきた家族ですから、ほとんどは一緒に寝ていました.ところがある晩、やっぱり目が覚めると嫁さんと下の子がいない.嫁さんの部屋は電気つきっぱなし、パソコンつきっぱなしで、手には携帯電話を持ってメールをしながら寝てしまったよう.その上に折り重なるように下の子が寝ている.これはあまりにもだらしが無さ過ぎると思って、嫁さんを起こして、「寝るんならちゃんとしたところでちゃんと寝ろ!」と言ったら、「だってアンタのイビキがうるさくて寝られんから」だと.またイビキかいな.おもわず、「よしわかった.そんなにうるさくて家族みんなに迷惑かけてるんなら、今日からオレは自分の部屋で1人で寝る」と言ってしまった.
そしてその晩、いちおう和室6畳間に4枚敷いてある布団のうち、自分の分を持って自分の部屋へ.自分の部屋と言っても、本当の小部屋.マンションカタログの公称で5畳(だったかな)の洋間ですが、柱やら梁やらで不定形.パソコンデスクと小さな棚があるだけですが、幅1m長さ2mの布団を広げられるポイントは1カ所だけ.しかもそれをすると足の踏み場もなく、入り口のドアを開け閉めすることも出来なくなる.でも、言った以上しょうがないので、その晩はそこで寝ました.
次の朝、布団をけっ飛ばして半分にたたんで、やっとドアを開けて、会社に行ったのですが、帰ってきてみると、嫁さんが部屋を掃除した気配はあり、床に散乱していた衣類は片づけられており、そして布団はきれいにたたんで部屋の隅に置いてありました.和室の押し入れにしまっておいてくれることを期待していたのですが、見事に部屋の隅にきちんと置いてありました.今日もここで寝ろと言うことでしょう.ああ、わかりましたよ.私は邪魔者以外の何者でもないようですから、これからずっと1人でこの部屋で寝ますよ.
しかし、布団を入れると、部屋として使える物理的空間が非常に狭くなるのが難点です.ベッドなんか入れるのは不可能ですし、2段ベッドの1段目が学習机になってるヤツ、アレでも入れようかと考えたのですが、窓とドアと柱の出っ張りから考えて、これも不可です.どうしたもんか.通販でよく売っている、「ワンタッチ折りたたみベッド」でも買ってみようかな.
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