私は昔ながらの「忍者ツールズ」というアクセス解析を使っています.まあ、あまり役に立っていないんですけど、無料だし、とくにはずす理由もないし、そのままほったらかしにして使っています.これの機能の1つとして、アクセス解析というモノがあります.ほとんど見ないのですが、月に2〜3回くらい見るでしょうか.その日ごとのアクセス数をグラフで表示したり、アクセスした方のOSは何かとか、ブラウザの種類とか、モニタの解像度なんていうこともわかります.こちらのblogでは、がんばってMacっぽい内容を書こうと心がけた甲斐があって、アクセスしてくれる方の割合でトップがMacOSになりました.僅差でWindowsXPです.まあそれはいいとして、私のホームページである下記のサイトのアクセス解析を見たところ、最近の検索サイトから飛んでくる方の検索ワードのトップが「iPhone ケース」になっています.
iPhoneのケースについては、先月、9月の8日に書いているのですが、その当時は検索サイトから来る方はほとんどいませんでした.でも、最近になってグッと増えてきているようです.パーセンテージを見ると、トップがYahooから、2番目がGoogleから来ています.iPhoneのケース製作についてホームページを更新したころには、検索サイトでどれくらいの順番になるか見ていたのですが、はるか彼方、100番以下だったこともあって、見るのに疲れて興味もなくしていました.が、アクセス解析の結果では最近は検索サイトから来る方が多いということになっています.で、いったい何番くらいに表示されるのか試してみました.
アクセス解析でトップであるYahooで「iPhone ケース」と入れて検索をすると、「iPhone3Gのケース作成」が、なんと8番目に表示されているではないですか.まわりに表示されているのは、ケースメーカの宣伝か、既製品のケースのレビュー記事ばっかりで、ケースを作ったという内容は無いようです.Yahooは人手でそのページの内容をチェックしてランキングを決めていると、むかし聞きましたが今でもそうなんでしょうか.だったら嬉しいですね.チェックをする方のおめがねにかなったということですから.
Googleで「iPhone ケース」と入れて検索をすると、13番目でした.これもまわりは宣伝とレビューばっかりです.Googleはクロールロボットでアクセス数を機械的にカウントしているだけですよね.それでも13番目というのはかなりの上位.これも嬉しいことです(他にも、検索フレーズ「G4Cube」関連で来られている方がいらっしゃることが、嬉しくもあり、悲しくもありって感じです).
さて、今頃になってネット上で盛り上がってきているような感じの「手作りiPhone革製ケース」についてですが、新しいモノをずっと考えているのですが、行き詰まっています.9月8日の時点で私の考え得る英知は全て出し切っているのかというほど、次の一手が思い浮かびません.目標としているのは、普通の人でも組み立て&フィッティングが出来る、革の厚さが3mm以上で、iPhoneの背面のカーブの美しさを損なわないケースを作って、それを適当な価格で欲しい方に買っていただく、ということです.でもね、これが結構難しいです.前面パネルに相当する部分には、やはりアルミ削り出し材を使いたいと考えて、いつもお世話になっている「アルミプラス」さんにもチョロッと相談をしたのですが、やはりアルミと革の結合をどうするのか、そこらあたりが難しいですねぇ.誰でも簡単にっていうことを考えると、やはりドライバーを使ってネジ止めということになると思うのですが、革とネジ止めがどうもしっくりきません.アルミプレートのほうに穴を開けてもらって、革を糸で縫いつけるか.でも、お裁縫は世の中の方、とくにiPhoneのゴッツイ革ケースを欲しがるような男性の方にはなじみがないですよねぇ.あと考えられるのは、レーザー加工機のあるホームセンターでアクリル板を切ってもらって前面パネルとして、そこに糸を引っかけて革を引っ張って固定するという方法.これなら針は使いませんのでお裁縫ではないですから、あらかじめ革に糸をセットしておけば、手元に届いた革とアクリル板でiPhoneをはさんで、糸をアクリル板に引っかけながら引っ張っていき、最後に糸をしばって余り糸を切ればOKということに出来そうなのですが、問題は価格です.レーザーでアクリル板を切ってもらうと、それだけで1枚¥4000ほど取られます.糸を引っかける構造を作ろうとすると、厚さが1mmのアクリル板を3枚切ってもらって、それをアクリル用の接着剤で固定することになるんですが、アクリル板の加工費だけで¥12000にもなってしまいます.これはちょっとひどいですよねぇ.他になんかいい方法はないモノかと、思案に暮れる今日この頃です.
會澤
皮素材+アルミでぼんやりと思いついたことなので無視して頂いて良いです。コストも一切考えていません。
http://web.mac.com/kaizawa/nano/caseplan.jpg
言葉で書こうと思ったら書けなかったので、へったくそな図を書きました。こんな風に皮を挟み込んで、止めることはできませんかねぇ。
korukoru2
いろいろ考えてもらって、図まで書いてもらってありがとうございます.
私も上からの固定は考えてみたのですが、まず、下のアルミについて、ネジ止めを考えるなら、ネジが入る厚さとして3mm、最低でも2mmは必要です.上から押さえるアルミについては、強度的に考えてもやはり2mmは必要でしょう.さらに革の厚さが3mmで、計7mm必要になります.iPhoneのタッチスクリーンまで7mmの段差があるというのは、使い勝手が非常に悪くなります.液晶の端っこのほうは指での操作は難しく、スタイラスなんかが必要になってかと思います.
私は同じようなアイデアで、外周にアルミ材を配置して、内周のアルミ材とネジで締結することも考えたのですが、やはり外周部分のアルミ材の厚さがネックになって、実用性が損なわれると判断しています.
何しろホント、難しいんですよ.ホームページのほうもにぎわいを取り戻している今のタイミングで、新しいケースを作りたいと思っているのですが、そこがなかなかアイデアがまとまらないんです.困ったものです.