カキ食ってきました.行ったのは姫路の西にある室津の住栄丸(カキ膳コース)です.私は最近知ったのですが、けっこう有名なところのようですね.観光バスとか来ていました.とても美味しいカキがおなかいっぱい食べられます.以下、その内容.
まず最初に出てくるのが、プラスチックのタライに入ったカキ.早速テーブルのコンロに火をつけて焼き始めます.焼けるまでしばらく時間がかかりますからね.
次にというか、同時に出てくるのが「ゆでシャコ」.私は姫路に来るまでシャコをただゆでただけのものを自分でむいて食べるということをしたことがなかったのです.そもそもシャコというものは、お寿司のネタにたまーに入っているあんまり美味しくないやつ、という印象しかなかったのですが、取れたてのシャコのゆでたてを自分でむいて食べると、これはたいへん美味しいものなのです.ただしシャコの殻は固くとがっているため、慣れないと指先と口のまわりから血が出ることになります.でも美味しいです.
それから「酢ガキ」.カキの味がしっかり濃くて、とても美味しいです.できれば出された量の3倍くらいは食べたいかも.
そろそろカキの殻の隙間からブクブクと汁がしたたるようになってきて、焼きガキも食べ頃です.開けてみるとこんな感じ.
室津のカキは、火を通しても身が縮まないのが特徴といわれていますが、まったくもってその通りでありまして、写真のとおり身が縮まないのです.大きくてアツアツでプリプリのカキを一口でほおばると、口の中じゅうがカキになります.ポン酢とか、あとほかにも何か出されていたのですが、味付け不要ですね.そのままが一番美味しいと思います.
こっちのカキもこんな感じ.プリプリでツヤツヤです.美味しくて何個でも食べられそう、とはいうものの、やはりこの歳になると10個くらいで満腹でしょうか.ちょうどいい頃合いで焼きガキが無くなりました.
焼きガキの終盤には「カキフライ」も出てきます.このカキフライも身がしっかりとしていてとても美味しいです.油っぽいくどさとか全然無いので、一気に食べてしまったあとで、「あ、レモンが付いてた」と気がつきました.レモンをかけていたらもっと美味しかったろうにと思って「カキフライ」だけ追加注文しようか迷ったのですが、さすがにおなかがいっぱいで無理でした.
最後に「カキ飯」と「カキの味噌汁」が出てきます.「もう食べれへんやろう」と思いつつも、一口カキ飯を食べてみると、その味にビックリ.けっきょく完食できました.カキ飯に振りかけてある紅ショウガがよく効いています.ああもう満腹ですと、代金を払って出てきました.出たところではカキの販売もしており、カキの佃煮を買って帰りました.
本当に室津、相生、赤穂あたりでは、良いカキが安く食べられると思います.今シーズンのカキも、もうすぐ終わってしまいますので、まだの方は一度いってみてはどうでしょうか.ただし、とても混んでいますので、事前の電話予約は必須です.
まつだいらたけちよ
そうそう、ここはオススメっす。
ここいっちまうと、日生なんかアホらしくていけなくなりますね。
korukoru2
おお、ディープな地元民であるまつだいらたけちよ様が認められているということは、やはりイイお店なのですね.イヤ本当に美味しかったですもの.
ただ、テーブルでの焼きガキというのは、カキが爆発したときに、飛び散ったカキの体液とカキの肉片をモロに顔や体で受け止めるという、けっこうスプラッターな状況にもなりますので、あまりお上品な雰囲気を期待している人には、ちょっとどうかなという感じですね.
焼きガキは、野外でバーベキューのコンロに並べて、危険な領域を避けつつ楽しむのが一番かもしれません.
あと、場所が七曲がりの奥で、嫁さんに運転を任せられないため、自分がビールを飲めないのがちょっと….
まつだいらたけちよ
そんな貴兄にオススメなのが、網干高校のすぐ横にある「なぎさ亭」
ここのかきづくし定食もなかなかいけます。
無論焼き牡蠣つき!
網干駅からもすぐだからタクシーででもどうぞ。
http://wine01.jugem.jp/?eid=352
korukoru2
おお、地元ならではの貴重な情報をありがとうございます.
網干駅からタクシーで行けるっていうことは、夜行ってビール飲んで帰ってくることが出来るっていうことですよね.これはありがたいです.
なんかのCMにあったような気がしますが、美味しいものを食べると酒が飲みたくなりますから.美味しいカキには美味しいお酒は必須です.