iOSが6にアップデートされるのは、iPhone5の発売と合わせて知っていたのですけれど、MacOSXもアップデートがあるということを「新しもの好きのダウンロード」さんのページで知りました．その下を見てみると、EFIのアップデートとか、iPhotoのアップデートとかもあるみたい．いっぺんに「ソフトウエア・アップデート」で行けますね．下の方には、Office2011のアップデートも出ていましたので、これもやっておかなければ．
早速アップルメニューの「ソフトウエア・アップデート」を起動しますけれど、実際に起動するのは「AppStore」ですね．しばらーく「新しいソフトウエアを確認中」と待たされた後で、MacOSXとiPhotoのアップデートが出てきましたので（MacOSXのアップデートの中にEFIアップデートも含まれています）、そのまま「すべてアップデート」でダウンロードを開始します．ところが表示されたのはこんなメッセージ．
いや、これから10.8.2にアップデートしようとしてるんだからそのとうりなんだけどさ、今までは出来るものから順番にアップデートしてくれてたじゃないの．何で今回からそんな不親切なこと言うようになったかなぁ．しょうがないので「すべてアップデート」はあきらめて、MacOSXのアップデートだけをクリックします．
しかし、ダウンロードは順調に進んで終了したんですけれど、それっきり動かなくなってしまいました．「待機中...」と出たまま、10分待っても、20分待っても変化無し．ひょっとして暴走してるかと思ったのですが、AppStore自体はすんなりと終了できました．もう一度起動すると、ダウンロード前の状態に戻っています．そこでまたMacOSXのダウンロードを開始すると、ファイル自体はどこかに正常にダウンロードできているようで、すぐに「待機中...」になったまま、また動かなくなる．
らちがあかないので、「新しもの...」さんのサイトを参考にして、Web経由でファイルをダウンロードして手動でインストールすることにしました．まずEFIのアップデート．それからMacOSXのアップデートを済ませて、iPhotoの番です．インストーラのダウンロードまで出来て、ディスクイメージのマウントまで出来て、インストーラを起動したら、今度はこんな表示が．
ああそうですか、そうですか．ついさっきMacOSX10.8.2にしたばっかりなんで、きっとAppStoreさんでもアップデート出来るんでしょうね．で、こんどは、AppStore経由でアップデート．すんなり正常に完了．でもなんか経路がくるってるよなぁ．
次に、Office2011のアップデートがあったので、それをダウンロードしてインストーラを起動したら、今度もまたこんな表示が．
いや、キミはOffice2011のアップデータではないんですか．おかしいなぁ、ちゃんとOffice2011入ってるよ．メッセージを見ると、下の方に「必要なバージョンのソフトが入っていない」って書いてあるんで、もしかしてと思ってもう一回調べてみたら、Office2011のアップデータは他にもいくつか古いのがあるようです．試しに1コ古い、「Office2011 14.2.3更新プログラム」というのをダウンロードしてアップデートをかけてみたら、これはうまくいって、その後で「14.2.4」を実行したら、ちゃんとアップデート出来ました．まあ、順番通りちゃんとやれと、そういうことですね．
今回の、アップデートする方とされる方の前後関係の話は、マイクロソフトだったらありがちな話ですけれど、いままでのMacOS関連のアップデートではなかったと思うんです．アップデート出来るものだけアップデートをかけて、それが終わった後で、まだアップデート出来るものがないか自動的に探し出してアップデートをかけて、その後また探しに行って、と、そんなふうに動作してくれていたと思うのです．いままで大きなアップデートがあったときには、その繰り返しが3回くらいあって、「勘弁してくれー」と思った記憶がありますけれど、アップデータが自分で出来ることを順番にやってくれないのは、不便なものですね．そこらへんの細かいところがしっかりしているのがAppleらしいところだったんですけれどね．
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