その中でも今回一番印象に残ったのは、美輪明宏の「ヨイトマケの歌」.こんな歌が長いこと封印されていたなんて、なんということだろうかと思っていまいました.
そして驚いたのが、いつも金髪の美輪さんがさんが、黒服に黒髪で出てきて、「これ本当に美輪明宏さん?」と、思わず画面に近寄って見たほどでした.
美輪さんにとっても、それだけ全身全霊、気持ちを込めて歌いたかったのでしょう.
戦中戦後と、日本人が苦しい思いをしてがんばってきたという現実があることを、その積み重ねの上で今の豊かな生活が出来ていることを、決して忘れてはいけないと、そう言い聞かせられるような歌でした.
ただの派手な格好をした人ではなかったんですね.とても良い歌を聴かせてもらいました.NHKも美輪さんもお互いの言い分はあったでしょうけれど、良く話をまとめて出場までこぎ着けてくれました.ありがたいことです、と思いました.
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