毎年この季節になると近所のスーパーに生の筋子を売っている.今まで出会ったことのない商品なので気にすることもなくスルーしていたのだけど、ふと大昔に北海道の民宿で朝ごはんに出してもらった筋子の塩漬けをタクアンみたいに切ったのを思い出して、これやってみようと思い作ってみました.結構簡単です.
スーパーで買った筋子.1パック¥1300は高いのか安いのかわからない.「いくら」とかの完成品として売っているのと比べると非常に安い.
とりあえず筋子を洗います.ボウルで受けながら水で流します.二つに割れている内側も流します.
ここに血管が通っていて、この血液を流したほうがいいのですが、血管は他にもたくさんあって、やっててもキリがないので途中でやめました.
水で洗ったら、キッチンペーパーで受けて、軽く水を切っておきます.
塩漬け用の塩水を作ります.ボウルの水に塩を適当に入れます.手で水をかき回して塩を溶かします.溶けたらまた塩を入れます.そうやって塩が溶けきらずに底に残るようになったら完成です.
塩水に洗った筋子を漬けます.時々ひっくり返して、1時間くらい漬けました.漬ける時間で塩辛さが変わってきますので、その辺りはテキトーに.ちなみに私はお酒のつまみ用と思って作りましたので、多分だいぶ塩辛目です.
ちょくちょく見ていると気がつきませんけれど、漬け始めに比べると大分色が出てますね.
漬け終わったら、水を切ります.白っぽくなっている卵は硬くなっていますけど、そのままでOKです.
キッチンペーパーで巻いて形を整えます.それをさらにラップで包んで冷蔵庫で2日ほどおきます.
二日ほどおくと、こんな感じになります.発色剤とか使っていなのと、血抜きをしっかりしていないので、市販品に比べると色が悪いですね.
塩漬け自体はこれで終わりなんですが、寄生虫(アニサキス)対策として、ラップで巻いて冷凍庫で2日ほど凍らせます.
2日たったものを、冷蔵筆で1日かけて解凍したものがこれです.なんかまあ、あらゆるところをテキトーに作った割にはいい出来だと思います.
以外と簡単に、しかも難しいところは何もなく、結構いいものができました.材料は、筋子と塩だけですから、これほど単純な加工品もないでしょう.さて、できたのはいいのですけど、これ、どうやって食べるんだろうかと検索してみたところ、やっぱりタクアンみたいに切って、ご飯にのせて食べるのが一番みたいです.酒のつまみにするなら、さらに小さめに切って少しずつ食べるんでしょう.高血圧の人と痛風の人には申し訳ないですけれど、酒のつまみに最適です.
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