3Dモデリングに使っているソフト「Fusion360」の本を買ってきたのですけど、いざソフトを使いながら本を見ようと思ったら、「机の上が暗すぎて、読めないっ!」って本をぶん投げたくなるくらい暗いのです.パソコンを使うには支障なくても、細かい文字の本となると、相当の明るさがないと眼が辛いです.ということで、そんなワタクシの用途にぴったりと合うであろう照明装置を作ってみました.なるべくお金をかけずに、さらに、手元は明るくするけど照明そのものが視界の中でまぶしくならないようにしたいと思います.
最終的に、こんなパーツになりました.
そこに至るまでにたくさんのボツパーツが出来ました.特に今回は他の材料との組み合わせをするので、はめ合わせが堅すぎたり緩すぎたりしないように、何回かかけて適正値を探しました.
ホームセンターで買ってきた一番安い集成材にφ10の穴を開けて、こんな金具を取り付けます.
そこにすっぽりとはまるようなこんなパーツをかぶせて、M3の木ネジで止めます.
照明の本体はこちらです.途中経過の写真がないのでわかりにくいですけど、9x9で厚みが1mmのアルミアングル材に、車の電飾とかに使うようなLEDテープを貼り付けて、3Dプリンターで作った部品に1本ずつ通したあとで配線してあります.アングル材は1mで1本¥150くらい、LEDテープはいつか何かに使えるかと思ってamazonで買ってあったんですけど、5mで¥210送料無料という激安です.
全部を組み立てるとこんな感じになります.LEDの放熱を考えて、アングル材は2mmずつ間隔を開けけました.アングル材の水平面の裏側にLEDテープが付いています.そして、アングル材の下に突き出ている部分がLEDの光を遮って、直接視界に入らないようにします.壁からはえている丸棒は、何かに使った残りのステンレス巻きパイプで、中に配線が通っています.電源は12ボルト3Aのスイッチング電源を、大須のジャンク屋さんで買いました.
その後、こんなパーツも作りました.
サポート材を除去するとこうなります.前に大きな穴一つ、後ろに小さな穴二つ、底蓋をネジ止めするための穴が二つ.
これもジャンク屋さんで買ってきたオルタネートの押しボタンスイッチと、DCジャックを付けて配線します.
このスイッチを電源と照明の間にかませれば完成です.このイイ感じに古風な押しボタンスイッチも、ジャンク屋さんで1つ¥100です.
照明がどれくらいの明るさなのか、同じカメラで絞りとシャッタースピードを固定して写真を撮ってみました.
こちらが照明が消えている状態で、
照明がつくとこんなふうです.
これで大満足、と言いたいところですが、まあ使ってみないと問題点とかわからないわけで、もっと明るくてもいいかなというのと、照明がまぶしくないのはいいけれど、もうちょっと手元の方まで光が来て欲しいなという2点がちょっと残念です.今後の改善ポイントです.
こんなものも作れるようになってきました.ただ、表面がザラザラの段々になっているので実際に飲み物を入れるカップとして使うわけにもいかず、なんかおしゃれな小物入れとか?そんな感じですかね.
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