Anycubic i3 Megaを買ってからイロイロとやってきましたけれど、3Dプリンターの難点の一つは、なんと言っても印刷にやたらと時間がかかること.自分のやったことが良かったのか悪かったのか、せっかちで結果をすぐ知りたい私にとっては大変な忍耐が要求されるので、今までは比較的小さなものばかりを作ってきました.でもここら辺で、ある程度大きなものを作ってもいいかなと思うようになり、トライしてみました.
私は現状、iPhone SE、iPhone 6s plus、iPad miniを手元に置いています.
机の右隅に、こんなふうに重ねて置いています.普通はこの上に、この写真を撮っているiPhone SEを重ねています.
たまにabemaニュースとか見ると、角度が付きすぎて見にくいし、音が向こう向きに出るので聞こえないし.
そこで、こんなものを作りました.
ちなみに、こんなにオーバーハングしてもぜんぜん大丈夫です.
組み立てるとこうなります.
この形状を現物合わせするのに何回作り直したことか.
まず、iPhone SEを置くとこんな感じに.左側の半円のくり抜きは、置いた状態で電源を切れるようにするためのものです.
次にiPhone 6s plusを置くとこうなります.電源ボタンが横に付いているので、くり抜きはいらないです.
ここのこの形は、スピーカーからの音を前面に反射するためのものです.
背面はこんな感じになります.置いた状態で充電可能.使わないと思いますけど、イヤホンジャックも刺さります.
iPad miniのスピーカーの位置も、ちゃんと抜いてあります.
これで、ニュースくらいは不自由なく見られるようになりました.
はめ合わせ部分のサイズ確認用に作った部品です.熟練の職人さんの木組みとかには遙かに及びませんけど、力の方向とか考えて、使っている途中でバラバラにならない形状とかを考えるのはとても楽しいです.
私にしてはけっこう時間のかかる大きめのものを作りました.最初の頃は「は?こんなものに20分もかかるの?」とかでしたけど、今は1時間くらいなら短いと思えるようになりました.場数を踏んだことで、すぐに確認をして、ダメだったら印刷を中断して手直しをっていうことも段々少なくなってきているように感じます.
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